通常の歯科医院が謳っている無痛治療は、ただ単に「局所麻酔の注射の前に表面麻酔を行う」「コンピューター制御の自動麻酔注射器を使用する」「注射針には33ゲージ（髪の毛程度の太さ）の極細の針を使用する」といった、どこでも行える種類のものであることが多く、その内容にガッカリした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

当院OPCでは、通常インプラント手術など、特殊な場合に使用する点滴無痛麻酔（静脈内鎮静法）を通常の歯科治療でも使用しています。また、歯科業界では導入している医院がほとんどない全身麻酔にも対応しています。

点滴によって寝ている状態で歯の治療を行います。たとえ数時間の治療でもご本人の感覚としては数分に感じます。
むし歯治療や親知らずの抜歯、歯の神経の治療、型取りなど、ほとんどの治療はこの麻酔で対応可能です。
また、長時間の治療でなるべく早く少ない回数で治療を終わらせたい方にもおすすめです。

全身麻酔とは、医科の開腹手術でも使用される麻酔法です。全身麻酔は、無痛点滴麻酔（静脈内鎮静法）よりも麻酔深度が深く、大きな侵襲を伴う、All on 4（全顎的インプラント治療）やコルチコトミー（皮質骨骨切開術：矯正促進法）といった治療で使用します。

都内でも何件かの歯科医院では、点滴無痛麻酔や全身麻酔による無痛治療を行っています。
では、点滴無痛麻酔を受けようとしたら、どのような基準で医院を選びますか？

点滴無痛麻酔（静脈内鎮静法）を行うには、緊急時にも対応できるように全身麻酔にも対応できるだけの設備が必要です。当院OPCでは、患者さまが安心・安全に治療を受けていただけるよう、高水準の設備を導入しています。実際に治療を行うオペレーションルームはもちろん、術後に麻酔が抜けるまでご休憩いただくリカバリールームもゆったりとした完全個室。また、術中には各種モニターで患者様の状態を徹底管理することで、安心・安全な麻酔下の治療を行います。

当院OPCでは、より安全性を高めるため、脳波を調べる機械（BISモニター）、脈拍・血圧・酸素飽和度により身体に異常がないか管理する装置（医科用生体管理モニター）、コンピューター制御による自動点滴麻酔注入器（TCI）を導入しています。
これにより患者さまごとに適切な薬の量を投与することができます。